昨日上げた記事をサイレントとイエローサブマリンに分割しました。
『Yellow Submarine』(1968)
サイレント白黒映画におなかいっぱいになったので、色彩ガンガンなサイケっぽいのを。
こういう色使いとか詰め込みかたが大好きだ。人生で一番回数見てる映画。これ以外のビートルズのアニメショーとか、『マジカルミステリーツアー』は本当に微妙だけど、これだけは別次元。たぶん50回は余裕で見てる。
ジェレミーが好きすぎて、”Nowhere Man”のシーンだけでも本当に見る価値があると思う。Nothingではあるけど、かならずSomething (価値がある)ではあるってのが良い。寂しくなったり、何か失くしたら観たくなる。オチと言葉遊びと伏線回収がうまいアニメだよなあ。「無の一部だ」「だけど何かではある」。「Save tea (safety)」とか。
ビートルズ・ボックスにサントラのまで入ってたけど、これのDVD入れてくれればよかったのにと思う。リメイクの話流れちゃったし、またなにかチャンスがあったらグッズ出るかなあ。ジェレミーのふわっふわ、もっこもこのぬいぐるみ作れば売れると思うんだけどね。でも、40幾 年前のこの映画がまだ評価されてるのはすごい。映像や脚本もあるけど、ビートルズっていうアイコンと音楽があってこその映画だよなあ。この間、セントラル パークのストロベリーフィールド行ってイマジンのモザイク見てきましたけど、すごい人数の人がいて写真撮ってたし。ビートルズは偉大だ。
サイケと聞くと、サウスパークでマッケイ先生がぐれる話を思い出すのは内緒。
おまけ
Moon Rock (1970)
昨日見ていた『イエローサブマリン』の監督の短編SFアニメ。
ううむ、確かに似てるところが多いな。アニメと実写を混ぜるところとか。特にストーリーがないから、細部をじっとみるタイプのアニメですかね。お菓子とかなんか異形の者がいっぱいで、そのわりにアポロ計画の映像のようなリアルタッチでシュールだけどちょっとかわいい気がする。
*他ブログの閉鎖を機に細々書いていたものの転載*
06 2014.1