マクドナルドに久しぶりに行ったので、ファストフード店に興味を持ち、マック・チポトレの販促ドキュメンタリー2本と、日本でも前に話題になった『Super Size Me』の感想。
Inside: McDonald
開発に9ヶ月~4年かあ。マックも結構頑張ってるよね。日本のマックもがんばって欲しい。いつもno.2頼んでる。アメリカのマックは五ドルくらいでお腹いっぱいになるからビビる。大抵変な人がいるけど、マックは本当に身近。
それにしても、Hamburger Uってww分かりやすいけど、ダサいww 本当に巨大な企業なんだなあ。世界って規模がデカイんだと実感。
Inside: Chipotle
最後が他のフランチャイズの宣伝だったから、チポトレの販促でしかないドキュメンタリーだった(笑)いや、悪い意味じゃなく。メニューがシンプルだから社員教育も宣伝も楽って言うのとかは納得。マックが出資してたのは知らなかった。
普段食べてるファストフード店の簡素な販促ドキュメンタリーだからなかなか面白いかも。店内で順番待ちとかオーダー待ちの時に流れてたら確実にボーッと見る。
ただ、夜中に見ると空腹度がやばい。評価はまあまあって感じで、★★☆☆☆
ここで、ファストフードになれちゃった自分に警鐘を鳴らすべく、鑑賞したのがSuper Size Me (2004)
前評判ほど見ていて気持ち悪くならなかったけど、20daysくらいから表情がだらしなくなって来たのがちょっとショッキングだった。ジュースとかで糖分取りすぎで「疲れやすくなる」ってのはよくあるけど。そう言う時はプチ断食する。するとスッキリするけど……カロリーオーバーの危険性を身にしみて感じた。医者やトレーナーをつけて何か移動する時も歩数を守るあたりきっちりしてるから、なかなか信頼性はそこそこあるし。そして体を張ってんなあと賞賛。ただ、生活や人生を切り売りしてるのを見た気分にもなったけど。ガールフレンドが夜の生活について少し語った時は人の寝室覗いた気分に……。
アメリカも最近はかなり食育に力を入れ出したらしいってのは、ミシェル・オバマがプログラムをしてるって2012年のCNNのニュースでみましたが。
給食のデリで野菜のコーナーを作っても子どもたちはチップスやポテト、ピザやチョコバーばっかり選んじゃうらしい。そりゃそうだ。お菓子やスナックの方が好きだもん。ただ、そう言うのはちょっとの量で高カロリーだから、いっぱい食べちゃうんだよねえ。
自分の行ってた小学校は公立でしたけど、給食はおばさんたちが朝から作ってくれてたし、カロリーも700カロリーくらいだった気がする。(市内でも美味しい給食を食べてたってのは違う学区で教師をやってた親類から確認済み) その経験からすると、なんかかわいそうな気もする。私がアレルギー食品抜いても好き嫌いが少ないのは給食のおかげだとおもうし。家庭料理ならレシピ見なくても大抵作れるのは、内食派だった母のおかげだし。~系アメリカ人とかいるし、アイデンティティの話とかたまにするけど、その民族や国の伝統食作れないのってちょっと悲しくないか?
体を張ってるのと、編集がうまいところ、色々なデータが興味深かったのでで、★★★★☆!
他の国の人たちはなに食べてんだろうと興味深い限り。そんなこんなでAmusing Planetで紹介されてた”What I Eat: Around the World in 80 Diets”って写真集がめちゃくちゃ気になる! (URL)
▽おまけ
Super Skinny Me
ダイエットは女性の永遠の問題だって言うけど、ちょっと怖いなあ。お医者さんがついてるからまだいいけど……資本主義社会の発展と医学の進歩によって、欧米社会の価値観が全世界に広がってるのもあるよね。今や、社会の中で痩せてるってことは「私は自分をコントロール出来る有能な人間である」ってことの証明、美食ができるほどの裕福さの証明になってしまってるからなあ。あと、今はインターネットや衛星に発達で世界中にハリウッド的な美的感覚が伝播して、サモアやオーストラリアの民族に「ダイエット」っていう概念が入ってしまって、特に後者は無理なダイエットの問題が出て来てるって言うよね。
最初はハツラツとしてたけど、だんだんケイトさんの表情が暗くなってきて怖かった。あと途中で友達とご飯食べる時に「bon appétit!」って言ってて、それが皮肉のように感じて、すごく微妙な気分になった。標準身長くらいの人には0サイズ以下ってやっぱり結構痩せないと合わないんだなあ。5サイズを5週間でってペースでやるからアレなのかもだけど。
*他ブログの閉鎖を機に細々書いていたものの転載*
19 2014.4