あはれ!名作くん(会話文)

メモ帳から発掘したので、お炊き上げ

名作くんたちが実質中3っていつの時のメモだろう……

 

五少年漂流記は完全にこの流れだと思った

ス「いやー助けが来て良かったよねー」

ノ「なー」

名「ほんとだよ。十五少年漂流記の原題は『二年間の休暇』って言って、少年たちは2年間も無人島で暮らすからね」

ス「ええっ」

む「僕らだけで2年間も無人島暮らしなんて無理ですぅ」

名「しかも少年たちの島にはジャガーみたいな猛獣やならず者の水夫みたいな敵も出てくるんだ」

ボ「波瀾万丈だな!」

ノ「ご飯とかはどうしてたんだ?」

名「島に来たアザラシを狩ったり、海亀をスープや焼肉にして食べたり――って」

名「ボルト――!! またマナーモードになってる!」

む「今のは名作くんが悪いですよ! 仲間を食料みたいに扱うのは良くないです!」

名「してないよ!」

ノ「名作って、ときどき名作にかこつけて俺らにサイコな提案してきたりするからなー」

名「サ、サイコ!? だからしてないってば!」

ボ「ブツブツブツブツ」

名「あれ?ボルトがなんか言ってる……」

ボ「やられる前に、やってやる!」

名「ああーっ! またこういうオチね!」

(めでたしめでたし)

 

 

かよチュー

名「お待たせー! ってどうしたの?」

ノ「おっ名作。いやーさっきまで中学生の集団がいたんだけどさ」

む「ずーっと漫才みたいに面白おかしくしゃべってたんです」

ノ「学ランってなんかいいよなー」

ス「中学生とか高校生ってなんか大人だよねー」

ボ「恋に部活に勉強に……ザ青春まんねん!」

名「あー中高生が主人公の名作って多いよね。わちゃわちゃしてるだけで面白い名作も多いし」

ノ「俺たちも早く中学生になりたいなー」

ボ/ス/む「「「なー」」」

名「いや、年齢的には実質中3なんだわ!」

(バシ)