広い時代で古い作品をポロポロとりとめなく話したく。
2個前のエントリーで話してた私のロボホモはロックマンから、ですが。親兄弟とくだらない話をしている中で気づいたのだけれど、あのロックマンのフォルムに私が沼落ちしたのは、幼少期に触れた『エイトマン』のせいじゃないか疑惑がある。
家にあった古いSF系の漫画はエスパー光、超人ロック、11人いる!、マップスらへんはガチハマりしてたので意識があったけども。
そしてずっと私がエイトマンだと思ってたのは、『ゴッド・アーム』だとわかった。バイオリンのシーン大好きよ。人外?x少女の息吹を感じる。あの人外とかに音楽で宥めたり操る系譜って何? モスラとかのやつ。
てか、恋人が変身・変貌とかして凶暴になったり、逆に変身した恋人を虐げる性癖があるんだけど、てっきり『ワイルド7』の豹と鞭かと思ってたんだけど、ゴッド・アームもありうるな。それか醜さ云々で言うとオペラ座の怪人。
昔の漫画って性癖抉ってくるよね。ピグマリオンのせいで石化性癖ついたし、パタリロで殿下タイプも好みだし、めぞん一刻でめんどくさい女大好きになった。エロイカで少佐タイプも大好きになったしな。マカロニは扉絵かっこよすぎるしロック聴きたくなるし。ひばりくんで男×男の娘好きだし、いや、艶姿純情BOYで女装×女もすきなんだが。
そしてなんといっても青年×少女で『私を月まで連れてって!』なんよ。マジで好き。全て電子書籍で買ってる中でこれだけはハードで持ってるし、好きすぎてこの間レコード機器なんてないのにイメージレコード二枚ともオクで買ったわ。レジェンド。GOAT。SFとしての完成度高いからSF好きは全員読め。『地球へ』はあんま刺さんなくって全然覚えてないのに不思議。
萩尾望都は『風と木の詩』も『トーマの心臓』も読んでるし電子で揃えてあるけど、『11人いる!』が一番好きじゃ。『ポーの一族』はまだ読んでなくて取ってある。いつかが楽しみ。
古い漫画大好きなんだけど、ハマっても周りが知らなかったり、万が一カプ沼に堕ちても同人が完全に死んでてpixivは0件でサイト掘り当ててもデッドリンクの山だったりするからお辛くなっちゃうのよな。
最近はコンテンツが細分化しまくってるから、将来、文化史的に紐解くの大変になるんだろうけど、そこはオタクの人が頑張るんだろうなとも思う。オタクって一途だよね。
でも、いい作品って残っていくよね。にわかの私の手元にくるくらいなんだから、その時点で人の手を渡ってきた歴史の風雪に耐えた名作なんだろうけど。
みんなやっぱり一回好きになったものってどこかに残り続けるんだと思う。
私は結構言葉が残るんだよなあ。
青い目のキャラや赤い髪のキャラを見ると、アベル神父の「冬の湖のような瞳」やエステルさんの「紅茶色の髪」を思い出すし、ロボットが傷つくと「なぜ皮下循環剤は赤いのか」とか言ってトレスくん思い出すし。
毎年、トリニティ・ブラッドの作者の吉田直先生の命日になるといつもどこに隠れてんだってくらいファンが出てきて、トリブラ語りする。2010年か2011年くらいに私も呟いたらTHOSE柴本さんがいいねしてくれて本当にびっくりしたの覚えてる。
Aquaもカートゥーンヒーローで歌ってるけど、キャラクターは人間にできないことをやってるんよな。だから夢いっぱいでなにか託すものや惹かれたり内在化するものがあるんだろうね。
そしてキャラクターは不死なのだ。
Yet do thy worst, old Time, despite thy wrong, My love shall in my verse ever live young.
久しぶりに質のいい脳幹揺さぶられる漫画を読んだのでラリった文章書いて申し訳ない。
でもこのトリップ体験があるから小説とか漫画とか音楽がやめられないんだよねえ。何事にも増して幸福度を感じる。物語世界に没入してる時と音楽聴いて脳内麻薬でラリってる時が一番幸せ。コツがいるけど、マジでそれ以外のことがつまらんく思えるのやばい。(語彙力)