French Toast

お弁当サン音に『French Toast』を投下しました。話を進める閑話なので、さらっと読んでやってください。あんま話が進まなかったので、次の「肉じゃが」より前に1話挿入するかもです。こういう構想もとい構成力の低さが、話数を無駄に増やしてしまうのです。
連載始めた時点での構想では朝ごはんとしか思ってなかったのですが、自慢ですが前回更新の時にくろみさんにこっそりと真夜中コーヒーの翌日の漫画を頂いたので。まあ疲れてるだろうなあと、ダラダラした雰囲気になりました。
もう自分がTwitter消しちゃったしこのブログは閲覧者少ないので完全に壁打ちですが、「マジでくろみさんはちょこちょこ送って頂けてるお弁当サン音の漫画群を公開してくれ。」です。
それか、2015/6/28のTFKで初版で販売してたこの三次創作シリーズの元になる『サンダークラッカーがサウンドウェーブの手作り弁当を食べている小話。』の続編として売るか何かして欲しい。むしろ、前作と纏められてオフセットになったら1万円くらいなら買う。1部から印刷するのってそれくらいの値段からですっけ。
ちなみに、再録がPictBLandにあるので、是非拝見しに行ってらっしゃいませー。
原作はいいぞ。
て、もう2時ですね。今日はジム行って疲れたので寝ます。
明日は『怪談レストラン』シリーズの1−30巻セットが届くので楽しみで仕方がないです。ebookjapanにないので、ハードで買いました。ちなみに、最近、中野で展覧会やってた関係で『マカロニほうれん荘』をeBookで買ったので、電子本棚の冊数が950冊を超えました。あとちょっとで1,000冊かー。金はある!!!児童書もバンバン電子書籍で売ってくれ!!!!

雑記

Twitter疲れでサイトにヒキって昔書いたのを読み返してみたら、すげー楽しい。まあ、自分の自分による自分のためのサイトだから楽しくないはずがないんですが。文章としてはめちゃくちゃ拙いけど、まあ自分の言葉だから読みやすいし、解釈バッチリ符合。
元来、ナルシシズムか承認欲求のどちらかがないと、もともと二次創作なんて発表しないもんです。とはいえ、今はSNSで発信が簡単になったぶん、敷居がかなり低くなった印象はありますが。私はいわゆる古のオタクなのでしょう。
にしても、ものすごい誤字・脱字率だなあ。よくこれをツイッターだのピクシブだのにあげてるもんです。
久しぶりに創作意欲が出てきたので何か書こう。
Twitterないとリクとか取れないから普段自分が書かないお題とか来ないからあれですが、気ままに書くっていうのはやっぱり楽しい。

近況

衝動でTwitterの2アカウントを消したので、ついでに2011年くらいからたまーに描いてた絵をブログに投下してみました。まあ、とは言え、気に入ってるので、時たまアカウント保持のためにログインしては削除すると思う。
そんな自分の瑣末なことより、カートゥーンが死ぬほど面白いです……!
Villanos (Villainous)、Steven Universe、Gravity Fallsにハマってます。
ハマったきっかけはRule34から。子ども向けでもえっちな二次創作が死ぬほどあるの最高。
まあ、日本でも忍たまにおっきいお友達いるから仕方ないね。自分も忍たま大好きです。
ちなみにVillanosはフロブラ派。VillanosはリバOKですが。強キャラがドロドロになるのが嫌いなひとなんているのか??あともっとSAN値減りそうな上位存在にしてください!!!リョナだってグロだっていい。自分の頭の中だと、セニョールは土曜男爵とニャル様と名状しがたい何かが混ざったイメージです。
はー……ブラックハット様受が書きたいから早く公式は日本語版作ってください。作者が各国語に変わるように頑張ってるよってTwitterか何かで言ってた気がしますが。
日本語版が見たい理由は一人称二人称が分からないと小説書けないから。本当にお願いします。ブラックハット様の取り繕った紳士の中の野獣(公式)を性的なニュアンスで解き放った二次創作が欲しいんです。
あと、Jefecitoの日本語訳も知りたいです。どうせ英語と一緒でボス呼びとか、ブラックハット様呼びになるんだろうけど。
てか、YoutubeにJefecito言ってるフロッグ博士のシーン切り抜きがあって、どこの世界のオタクも考えることは一緒だな。にしても最近、スペイン語が若干聞き取れるようになってきたのが嬉しい。
GFはもちろん、BillDipにハマってます。ビル×ディッパーほんとすき。ビルが原型だとなお好き。
SUはピンクダイアモンドがアレでしたが、これからの展開が楽しいすぎて辛い。
はー生きてて楽しい!!!!!

雲の王国

Amazonプライム凄すぎませんかね。ドラえもんの映画がいっぱいある・・・
思わず、好きな『雲の王国』を観てしまった。
今見ると、冷戦、環境汚染、核戦争、人類への審判など、当時の時代背景を反映したもので、思わず「こんな話だったっけ!?」と唖然としました。(放映時、まだ生まれてないですが)
ちょいと宗教的だ教育的すぎだと☆1つけられてますが、大人は物語、事実、抽象的概念を理解することが出来るけれど、子どもは物語を通して理解するんだからいいじゃない。密猟者のおっさんを対比に、未来は子ども達から。今の気づきが未来に繋がる。未来は変えられるから、地球は持続可能だし、いつか帰ってきた天上人と地上人は和解するし、ドラえもんがいる未来もきっとくる。そういうのがいいんじゃないか。
のび太とドラえもんがネッシーに乗ってる時の作画が実際のネッシーが映ったと言われてる映像を模してて、いいなあ。『のび太と恐竜』のピー助だったら……と思うと泣きそうになる。ホイくんとかキー坊とかゲストも多いから、どこかで見たかったよー漫画とかアニメのキャラとか出てくるの本当好き。
こう、愛や信念を優しさや自己犠牲の行動で示すのび太やドラえもんが好きだよ。ドラえもん映画は自己犠牲キャラ多いよなあ。バギーちゃんとか。はあ、好き。尊い。のび太を選ぶしずちゃんは本当分かってる。でもしずちゃんの優しくも強いところすげー好き。雲の王国の裁判でしっかり意見が言えるとことか、夢幻三勇士で自分で王子様になっちゃうとことか。任せられないから自分で!と言っても、最後はのび太を選ぶんだよなあ。ニヤニヤ。
にしても、ドラえもんとのび太が仲良くて可愛い。ドラえもんが壊れてる時に超優しくてがわ゛い゛い゛な゛ぁ゛の゛びだぐん゛(かわいい、と打つとこのだいちくんが出てきて本当自分ながら臭い)。まあ、ドラえもんは映画だとよく壊れるから、まあ、慣れるわな。

決定打(クリジェ)

会議が行われているメインルームの端の壁からクリフを探すと、ミニボットたちの間で何か今日の議題について話し合っている姿が見つかった。ボディが赤い機体は多いし、誰かと一緒にいることが多いから、いつも探すのが一苦労だ。
今日の議題は作戦会議ではなく見回りの当番決めなどなのだから、そんなに誰かとくっついて熱心に話すことではないだろうとかぼんやり思う。
まったく、いつも俺のことが分からないなんて言うくせに、そっちの考えの方が分からないよ。
クリフはよく俺のことを見ているし分かってる。だから、たまに自分でも気づかない自分に気づかされて驚くよ。でも、俺にはクリフのことがあまり分からない。多分、クリフは俺のことは悪く思っていない、むしろ好きだとは思うのだけれど、確信はない。
クリフは見ていたつもりでもすぐにどこかに行って見失ってしまうし、話していてもすぐに他の誰かと話し始めてしまう。こんな会議のような一箇所にとどまるようなときでないと、ゆっくりも観察できないのだ。
「クリフをあまり振り回してやるなよ」なんてラチェットには言われるけれど、被害者はこっちだ。
元々、馬が合うタイプにも思えなかったし、野蛮なやつだって思っていたから、興味だってなかったんだ。眼中にも入らなかったのに、戦いとなればスコープの向こうの前線で赤い機体が暴れまわる。見るなと言うのが無理だったんだ。
だからか、俺を特別視しない彼の気を引きたくて。そして、この俺があまりに振り回されすぎているような気がするのが癪で。クリフについ、ちょっかいを出してしまう。
エレクトロセルの一件から、クリフとはお互いにからかうことが出来るようになった。ちょっと無視してみたり、意地悪なことを言ってみたり、くっついてみたり。俺がそんなことをするのを、サイバトロンの他の機体は初めは珍しそうに見ていたが、クリフが俺に躊躇いなくわざとぶつかったり、くすぐってったりするのを見るとすぐに慣れてしまった。だから、俺が何をしても変な目で見られることはない。
みんなの目には俺たちがふざけ合っているふたりでしかなく、むしろエレクトロセルの一件を知っているからこそ、俺がクリフを許すかのように積極的にからかっているとさえ見ているようだ。ラチェットや司令官あたりは俺のこの微妙な気持ちに気がついているようだが。
クリフの反応は、面白いし可愛い。
ちょっと気のあるような態度を取ったり思わせぶりなことを言ったりすると、真っ赤になって怒る。
だから、やっぱり俺のことは好きなんじゃないかとは思う。
でもちょっとそういう雰囲気になっても、クリフはくるりと方向転換するのが早い。照れて逃げてるだけかとも思えるけれど、そうでもないかもしれない。
クリフには他に本気で好きな機体が居るのかもしれないとも思う。クリフは仲がいい機体も多いし、誰が特別なんか分からない。コンボイ司令官には敬愛、ミニボット達には仲間意識だとしたら、周りの親しい機体にはどうなのだろう。
クリフ、俺は?
もし、彼にとって俺が特別だったら。彼が俺を好きだったら。その時俺がどうするかは分からないけれど、もし好きだとするならば、踏み込むかどうか決める前に決定的な何かが欲しい。もし、自分のことを好きだと言うのなら。
もし踏み込むのだとしたら、自分からかけるべき言葉は分かっているけれど。今の関係は心地がいいし、俺から拗れたりなどしたくはない。
気を抜いていたら、少し変な顔になっていたらしい。
クリフがこちらに気づき、2本の指をセンサーに向けてからこちらを指差し、『見てるぞ』とサインを送ってきた。会議に集中していないのがわかったらしい。
クリフのことを考えていただけに決まりが悪い。
大げさに肩をすくめて見せると、クリフがにやっと笑った。
これだけ仲間がいるのにこの無言の会話は二人だけ。なんだか照れ臭くもあるが、嬉しい。お互い笑いそうになるのを我慢しているのが分かる。
それでも、口を押さえて我慢して位るうちに、いつもの馴れ合いの妙なしゃれっけが出てくる。
「あ い し て る よ」
声に出さずに口をぱくぱくと動かして、キスを投げてやる。
クリフには口パクは分からなかったようだが、流石に投げキッスは理解できたらしい。ボディの色と同じくらい真っ赤になって、怒ったのが、わかった。
「だ か ら、 そ う 言 う 事 や る な っ て !」
クリフも口パクをする。おそらく、そんな事を言っているんだろう。
ああ、ああ言う反応をするってことは、やっぱりクリフも俺が好きなんだろうな。嬉しいと感じないのは無理だ。
でも、また――
あまりに真っ赤になってあらぬ方向を向いていたせいか、他のミニボットがクリフの顔を振り向かせる。クリフの顔が今度は青くなって、その口元が遠くでなんでもねえよと動いているのが見えた。
つまらないと目を伏せる。
踏み込もうとしても、すぐに離れてしまう。
諦めて目を上げるとクリフがこちらを見ていた。
怒っていると言うのを示したいのだろう。スナイプを覗く真似をして、右手の鉄砲でこちらに向かって構える。スナイパーのように。
予想しなかったのは、込める弾丸にキスをしたところだ。さっきの意趣返しとはわかるが、ドキッとする。
そしてその鼓動に合わせるように、クリフは引き金を引いてみせた。
バ ー ン !
クリフが撃ち終えたその瞬間、副官が大きく笑う声が室内に響いた。
「いやあ、クリフ。若いっていいねえ」
司令官の横で副官がクリフを名指しで呼びかける。
まあ、あれだけ部屋の中心で動いていたら、前に立つ副官には(もしかしたら司令官にまで)よく見えていたことだろう。
咄嗟に俺は姿を消したが、クリフにはそんなことは出来ない。その顔は先ほど以上に真っ赤になっていた。何人かが噴き出すのが聞こえたからには、今の俺たちのやり取りは結構な人数に見られていたのだろう。
クリフは見えないはずのこちらに向かって、今度はかける言葉を失って口を無意味に動かしている。
「へ た く そ」
見えないとは分かっていても、俺はそうクリフに向かって唇を動かさずにはいられなかった。
でも、さっきのスナイパーの真似はすごくよかったよ。次はもっとちゃんと決定的な一撃を打ち込んでくれたらもっといいんだけど。
本物のスナイパーっていうのは臆病だ。勝機が見えるまでは動かない。相手が焦れて撃ってきたら、それを頼りに狙い撃ちにする。
もしクリフ、お前が俺を本気で撃ち落とす気なら、決定打をくれないと。
撃ってくるならば、こちらは準備が出来ている。
バグさんからのリクエスト。某曲「スナイパー」でクリジェ。
2017/11/21にTwitterで呟いてた、「貴方はクリジェで『照れ隠しの仕草』をお題にして140文字SSを書いてください。」の140字作文を使ってみました。:
「会議中、ふと目があったリジェは眠そうだった。こっそり指をセンサーに向けて『見てるぞ』とサインを送る。リジェは決まり悪そうに肩をすくめて見せた。これだけ仲間がいるのにこの無言の会話は二人だけ。なんだか照れ臭い。リジェもそう思ったらしく、お互い笑いそうなのを我慢する変な顔をしていた」